日本包装リースは、包装機械および関連機器等の国内唯一の専門のリース会社です。

お問い合わせ
JA三井リース GROUP

11 バンド掛け機/ひも掛け機

1個または数個の物品、あるいは包装品にバンドまたはひもをかけて引き締め止める機械である。包装材料にバンドを用いたものをバンド掛け機(ストラッピング・マシン)、ひもを用いたものをひも掛け機(タイイング・マシン)と一般に区分されている。

バンド掛け機

バンド掛け機とは、1個または数個の物品(箱等)あるいは包装物にバンドを掛け緊縮する機械である。包装材料のバンドには、ポリプロピレンバンド、ナイロンバンド、紙バンド、鉄帯などがあり、それぞれ専用の機械が作られている。
現在使用されているバンドはポリプロピレンバンドが圧倒的に多く、従って機械もその専用機が主力である。バンドの種類については、JISで規定しているものでは、幅が12、15.5、19mmの三種であるが、そのうち15.5mmのものが多用されている。このほか規格外のもので軽包装用に、6、10、12mm幅、重包装用に16、19mm幅が使用される場合がある。
バンド掛け機の種類には、バンドを自動的に被梱包物に掛ける方法として「アーチ」を取りつけたものと、被梱包物に人手で掛ける「アーチ」のないものの二種に大きく分けられるが、バンドを自動的あるいは人手で送り被梱包物に掛けたあと、バンド送りを逆回転させ緊縮し、カット、熱接着するのが基本的な機構である。バンド掛けの方法には、一本掛け、二本掛け、十字掛け等がある。
なお、特定の需要業界でこのバンド掛け機のことを梱包機の名で呼びならわしている。

ひも掛け機

物品または包装物にひもを掛け、端を結んで止める機械である。包装材料のひもには、ポリエチレン、ポリプロピレン、木綿、麻などがあるが、現在使用されているものは、ポリエチレン、ポリプロピレンひもの二種が圧倒的に多い。
ひも掛け機は、小包、農水産物等の比較的軽量のものから、パイプ、アルミサッシなどの長物にまで使われ、また段ボールメーカーの製造工程にインプラントで組み込まれるなど使用範囲は広い。ひも掛けの方法には、1重、2重、3重、4重巻き、十文字巻き等があるが、一般には、2、3重巻きが多く使用されている。
ひも掛け機の機構は、被結束物(箱等)にひもを自動的にアームが回転して掛けたあと、引き締め、結び・カットする機構になっている。

機械の種類

(1)バンド掛け機

(1)の図は、段ボール箱、新聞等にP.P.バンド、紙バンド、または鉄バンドを掛ける機械の動きを表したものである。

主な用途(使用例): 段ボール箱、書籍、段ボール箱入り製品、かわら等

(2)ひも掛け機

(2)の図は、書箱、段ボールシート等にプラスチック製のひも、または、繊維製のひもを掛ける機械の動きを表したものである。

主な用途(使用例): 書籍、段ボール箱、切り花等

Webからのお問い合わせ

お問い合わせフォームはこちら

お電話でのお問い合わせ

  • 東日本営業部03-6222-2261
  • 西日本営業部06-6446-1661
お問い合わせpagetop